僕にとって筆ひつは足すという行為であり余白は引くというコンセプト。
この二つの要素が描く上での基本です。
しかし辿り着きたいところは足す、引くを超えたところにあります。
筆ひつと余白のバランスが寸分の狂いもなく同じ価値を持ち存在する時、作品をご覧になっている方が、「描かれているのだけれど紙の上には何も描かれていない。」と感じてしまう不思議な境地を経験できればと思っています。まるで二つの正反対の波長を持った音はお互いの音を吹き消し、音は存在するのだけれど聞こえないような感じです。二元性を超えたいんです。
これが描くことの目的です。
飯田雅康
1996年
イギリス、ロンドンに音楽活動をするため渡英。
1999年
初のソロアコースティクライブをカムデン地区にあるパブ、Lock Tavernで行う。
2003年
初のEP、Life Is Upside Downが、Pogo Musicよりリリース。
2007年
EPのレコーデイング・セッション以来活動を共にしているイギリス人ギターリストのNeil MasonとデュオO-ARC(オーアーク)を結成。
歌、アコギ、エレキギターの3の要素だけでサウンドコラージュ的な独特な曲の世界を作る。
テート・ブリテン、インスティチュート・オブ・コンテンポラリー・アーツホワイト・チャペル・ギャラリー、などのアートとの関わり合いをもつ場所でのライブを得意とし、コムデギャルソンのロンドンブティクDover Street Marketでもライブを行う。
2011年
初のアルバムenを、Weast Recordsよりリリース。その中の4曲はイギリスの長寿テレビ番組Hollyaoksで使用される。
2015年
O-ARCの世界に新たな世界を広げるために前衛書画的な抽象画を描き始める。
2017年
唐津焼の巨匠浜本洋好の作品を専門に扱うギャラリー陶晃での抽象画販売が決定。
2018年
ロンドンを拠点としてアーティストのプロモート活動をしている団体Chrom Artのウェブ・マガジンChrom Art Magazine に画家としての初のインタビューが掲載される。
www.chromart.org/live-the-moment-masa-iida-interview/
2019年
O-ARC初来日。東京調布にある明西寺の本堂にて2018年の豪雨で被災した広島県三原市への義援金を集めるチャリティーコンサートを行う。
工芸品愛好家のためのウェブサイトElluseのロゴマーク制作。制作は北ロンドンにるリージェンツ・パークで行われ、その野外制作風景は映像として残された。
横浜麦田町ワインバーNamiyaにて14日間に渡る個展開催。
飯田雅康の表現は、絵画であろうと音楽であろうと、人を癒すことを目的としている。それを「引き算の美」、「余白の美」、「間の文化」そして東洋と西洋の融合的観点から試みている。2020年にはChrom Art主催の個展、そしてロンドンをベースに活動するNPO, Yokohama Calling が主宰するO-ARCのコンサートも予定されている。
絵画情報
Instagram @masaiidaart
Facebook www.facebook.com/masaiidaaart
Twitter @masaiidaart
ギャラリー陶晃 www.utakaratsu.com
ホームページには僕の作品リストは御座いません。お手数ですが、お電話またはメールにて観覧の予約を
お取りください。
音楽情報
Instagram @oarcmusic
Facebook www.facebook.com/OARCinUK
Twitter @oarcmusic
音源
iTUNES からダウンロードできます。